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令和 4 年度
横浜鶴見リハビリテーション病院 診療実績

(令和4年4月1日~令和4年9月31日に退院した患者206名の分析)

『回復期リハビリテーション病棟』

急性期病院での治療を終えた方へ、自宅や社会への復帰へ向けた集中的なリハビリ支援に力を入れています。

1.疾患別患者数割合

疾患別患者数割合
  • 令和4年4月〜令和4年9月に退院した患者数は206名、その内の53.4%の方が脳血管疾患、39.3%の方が運動器疾患、残りの7.3%が廃用症候群の方でした。
  • 脳血管疾患では脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の順に、運動器疾患では大腿骨骨折、胸椎腰椎および骨盤骨折、変形性膝関節症の順に割合が多く占めています。

2.疾患別平均入院日数

疾患別平均入院日数
  • 退院までの平均日数を疾患別に見た資料です。なお、入院できる上限日数は以下の様に定められています。

脳血管疾患:150日(※180日)
※高次脳機能障害を伴うもの等

運動器疾患:90日(※60日)
※神経、筋又は靱帯損傷等

廃用症候群:90日

3.退院先割合(在宅復帰率)

退院先割合(在宅復帰率)
  • 退院先は、自宅等の家庭への退院が80%を占めており、次いで介護老人保健施設(老健)が7.4%、有料老人ホーム等6.9%、院内の療養病床が2.6%となっています。
  • 在宅復帰率(社会福祉施設や有料老人ホーム等も含む)は上半期で87.3%でした。

4.リハビリテーション平均提供単位数

リハビリテーション平均提供単位数
  • 左記は疾患別での1日当たりの平均提供単位数です。リハビリ総提供単位数をリハビリの実施日数で割って算出しています。(1単位は20分間のリハビリを提供)
  • 脳血管疾患が1日9単位を上限、運動器疾患と廃用症候群は1日6単位を上限としてリハビリを提供しています。

5.回復期リハビリテーション実績指数

2022年4月~2022年9月 実績指数:52.78

  • 実績指数とは入院日数とその間の運動機能の向上を数値化した指標で、この点数が高いほど短い期間で身体機能が向上したことを意味します。

6.重症患者割合

新規入院患者のうち重症患者の割合:49.2%

  • 重症患者とは入棟時における機能的自立度評価(FIMと呼ばれていて13の運動項目と、5個の認知項目を各項目7段階で点数化し評価しています。点数が小さいほど介助量が多いという評価になります)が55点以下の患者のことを指します。当院では機能的自立度評価(FIM)を採用し、評価しています。

7.重症患者の改善割合

退院した患者のうち重症患者の割合:43.7%
重症患者のうち3点(16点)以上改善した患者の割合:68.9%

  • 入院時と比べて機能的自立評価(FIM)が16点以上改善した上記患者数は62人でした。

8.年齢・性別 入院患者割合

  • 当院では70代、80代の患者層が半数を占めています。
  • 10代、20代の若年層、働き盛りである30〜60代の方もリハビリ入院されています。

9.地域別入院患者の割合

  • 当院に入院された患者の約63%が横浜市民、約31%が川崎市民でした。